活動報告2022.08.17

未来のナースに在宅看護の現場を!

未来のナースに在宅看護の現場を!

6月7日〜10日と7月12日~15日の期間で、エムツー訪問看護ステーション泉に東北福祉大学の看護学生が在宅看護実習に来ました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い実習期間は短縮となり、看護学生の学びの機会は以前よりはるかに少なくなっています。

「病院では患者さんとあまり関わることができなかった」
「実習以外は自宅で一人で学習していた」

苛酷な環境で学んでいる彼らの抱える不安や、孤独を感じました。
これからの医療、看護を担う次世代看護師たち。
不安な時代を乗り越え、彼らはさらに厳しい現場に立たなければなりません。

現役看護師の私たちにできることは何か。
私たちが大切にしていることを目で見て学んでもらいたい。

その人らしく生きることを支援すること。
病院や在宅あらゆる場においても看護の原点ではないかと思います。

私たちも先輩看護師から学び、現在も日々悩みながら前に進んでいます。
未来へつないでいくことも、我々の重要な役割と考えます。

先日、学生さんの実習レポートが届きました。彼らにとってどんな実習になったのか、読むのが楽しみです。

最後に、昨今の状況の中、多くの利用者様が実習を快く受け入れて下さいました。
学生さんへ、「頑張ってね!」と声をかけてくださった方もいらっしゃり、私たちまで嬉しくなりました。
ご協力いただきましたご利用者様、ご家族様へ、この場をお借りして深く感謝申し上げます。